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Distagon T* 24mm F2 ZA SSM SAL24F20Z(SONY Aマウント)

  • SOH
  • 2018年2月8日
  • 読了時間: 3分

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Distagon T* 24mm F2 ZA SSM SAL24F20Z(SONY Aマウント)

名高いカールツァイスです。

しかしあまり評判がよくないレンズですね。

とても悲しいですが私的には究極の1本で大変気に入ってます。

一長一短な特性がはっきりしている特殊なレンズですが・・・とてもいい写りです。

また24mmと広すぎる画角から使いづらい印象があるのでしょう。

通称「逆望遠」の特性をもつディスタゴンは一体どのように使うのが正しいのでしょうか。

まずは風景での特性から。

弱点はとてもシンプル。逆光と強い光です。

カメラは日中に撮る場合がほとんどなので、この弱点は辛いです。

作例のように空が真っ白、撮るものが黒く写ります。

次は光の弱い時間帯、早朝にサイドからの光で接写で撮ってみましょう。

いいグラデーションです。

ボケも綺麗で発色もよく4隅まで解像するので風景撮りでは重要な性能が全て揃っています。

また接写が強いので背景をしっかりいれた作例のようなマクロ撮影でも非常に活躍します。

更に順光で絞って撮っていきましょう。

素晴らしい描写ですね。

色合いがとても濃厚で素晴らしいです、ほぼRAWの撮って出しですが・・この色情報。

これに勝る描写のレンズは今のところありません。

次に夕日を撮っていきましょう。

ポイントは逆光に弱いので日が落ちてから撮影することが好ましいです。

いいグラデーションですね。

ほぼ調整なしでこの色の情報量です。

基本的には光は直接入れずに何かでさえぎってそれを吸い上げるような形で撮ると、他では見ない素晴らしい描写になります。

自然での環境でいうと、

順光、

朝や夕方の時間でのサイド光、

日が沈んでからの撮影など。

この3点です。

では次にポートレートで見てみましょう。

ある程度絞ると4隅まで歪みが無くなるのでしっかり手足をいれて撮影も可能です。

ただ思ってるより広く写るので背景の整理に苦労します。

被写体の後ろは必ず流れを作るようすると安定します。

斜め構図が安定でしょうかね?

左下に見えると思いますが絞ると強烈な赤いゴーストが出ます。

注意すべき特性のひとつですが、ポートレートではあまり気にしないでガンガン撮影しています。

また順光で広く写すことで色が綺麗にでます。

ただ絞る必要があるのでSS稼ぐのが辛いです。

昼間でもSS稼ぐために、ISO1600あたりまで持っていけるフルサイズが有効です。

室内では開放近くで使用することが多いと思うので周辺が流れます。

そこは注意すべきところです。

いかがだったでしょうか。

以上がツァイス24mmの特性です。

マイナーレンズなのであまり情報がない為、購入に迷っている方に耳より情報だったと思います。

ツァイスにしては比較的安く買えると思うので是非ご購入も視野に入れてください。

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