Fujifilm Velvia iso50
- SOH Marton
- 2018年2月17日
- 読了時間: 3分

今回はこちら、Fujifilm フジクローム Velvia iso50 カラーリバーサルフィルムです。
ネガと違って反転していないので撮影後現像すると生で見れるのが特徴です。
発色や経年劣化が少ないのも魅力のひとつですね。
さてフィルム自体が時代の流れにより衰退、あまり生産もしていないのかひとつで1500円くらい、現像で1000円近くします、高級品ですね。
普段はSONYのAマウントを使用してデジタルで撮影しているのですが、実は現代のレンズでも過去のMINOLTAカメラにも使えます。(ニコンやキャノンでも昔フィルムカメラにそのままレンズが使えたりします)
フォーカシングはMF運用になりますが絞りは連動します。
※SSMはそもそも機構的にピントが機能しないのでMFになります※
ただシグマやタムロンなどサード―パーティーだと絞り連動されないものもあるので、機種を確認してフィルムカメラは購入されたほうが得策かもしれません。
今回使用した機材はα507siにDistagon T* 24mm F2 ZA SSM SAL24F20Zです。
前述通りフォーカスは手動で絞りは連動するのでとりあえずは動きます笑

朝日をNDフィルターかまして撮影に行きました。
なぜα9ではなくこの機種なの?とよく質問受けますが、単純に値段が安いのとファインダーが優秀だからです。
デジタルのように背面モニター確認など出来ないのがフィルム機です。
なのでファインダー性能が一番に優先します。
またAFフィルム機はプラスチックボディが多く採用されているので、経年劣化が激しい摩耗が激しく本体が故障してしまうことが多いです。
その為、金属製の大昔のカメラを選ばれる方が多いですが、結局機械式でも部品の摩耗などで壊れます。
どちらがいいとは言えませんが、せめて材質がいまいちでも新しい機械を選ぶほうが賢明、と自分は考えました(安ければね)
余談がすぎました、さてまず朝日で試写です。
まずは順光から。

やっぱりフィルムはグラデーション豊かですね。
フィルムは趣向性が高すぎてイマイチと言いますが、そもそもカメラ自体が趣向性が高いのでまぁいいでしょう。
奇麗ですがデジタルで撮るよりも何か紫が乗っているような気がするのが少し気になりますね。
さて次は逆をむいて朝日に向かって撮影。

周辺減光がソフトで落ちてないのでとても自然ですね。
黒い部分が完全には潰れていませんので一応は引き上げることができますノーレタッチにしました。
そのほうがフィルムらしいかなと思いまして。
次は順光と逆光の間で。

いいグラデーションです。
余談ですが朝日や夕日はよく太陽のほうに向かって撮る人が多いのですが、横を向いてみるとちょうど空にグラデーションが出来ているのでまた美しいです。
じゃあ次は日陰を狙ってみましょう。

まぁまぁ階調が残ってますが空が白飛び気味ですね。
ポジフィルムは露出差が狭いので難しい、と聞いていましたがシャドーに関しては確かに少ないですがハイライトに関してはとても広いので大丈夫そうです。
ただ影に青の色かぶりを起こしていたのでなにか対策がいるなと思いました。
今回はマクロレンズでデュープしたので補正で消しましたが、ポジは生で見るという特性上何かしら対策しなければ意味がありません。
いかがでしたしょうか。
フィルム・・楽しそうでしょ?
撮るのも楽しいですが、自分でデータ化する工程もまた一興、楽しいですよ。
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