シグマ(sigma)50mm F1.4 EX DG HSM
- SOH Marton
- 2018年2月17日
- 読了時間: 3分
本日はこちら、初期から欠かさず使用している愛用レンズ。
今話題のサードパーティーのレンズメーカーシグマの商品。
50mm F1.4 EX DG HSMです。
とてもリーズナブルで手に入り、コンパクトかつ重量も軽く、写りもいいので非常に使いやすいです。
ほぼほぼ弱点も見当たりませんのでMartonからの一番おすすめのレンズとなりますので是非ご検討を。
それではレビューしていきます。
まずは風景から
とりあえず接写からですね。

最短撮影距離は45cmまぁまぁ近いですがマクロまでとはいけませんが中々寄れます。
開放からシャープと評判で湾曲も少ないのが強みです、あまり絞れない弱点もあります。(F16まで)
またぼかしたい場合、前ボケが汚いので綺麗に写る後ろボケを積極的に活用していきましょう。
次は遠景です。

絞ってもあまり描写が変わりません。
全く開放から変わりません。
周辺減光が多少改善される程度ですが4隅までしっかり解像するので中々使えます。
湾曲が少ないので真っすぐ伸びているものがあってもあまり気になりません。
この場面ですと左上の木がわかりやすいでしょうか。
また絞っても色がでないという特性があります。
しかしあまり色がでないデメリットが紅葉シーズンの赤、黄といった強めの原色が飽和せず撮ることができます。
弱点はチャンス。
これはデメリットでもありメリットでもありますね。
さて次はポートレートでの描写を見て行きましょう。
まずは室内で強い光源を当てている場面から。
とにかく解像します。
また開放からシャープで歪みはないのでポートレートでは大活躍間違いなしで最高の1本と思ってます。

また前述通りあまり赤や黄色がでないので、通常よりも肌色は少し落ちついてしまうデメリットがあります。
口紅やチークが飽和せず撮れるのでトータル的にバランスよく写るのでそれはそれで強みかなと思います。
フリンジは多少マゼンタが発生しますがあまり気にならないレベルです。
ただしシグマはレンズ性能はいいのですが電子制御がまだまだ甘い部分があるのでよくはずれます。
バストアップなど表情を狙う場合はMF運用するのが得策と思います。
(SONYだと拡大とサードパーティーも手ぶれ補正が利くのが強みです、やったね!)

勿論、屋外でも活躍できます。
十分に光がある状態だと肌のハイライトがものすごく階調豊かに拾えるので発色よく仕上げることができます。

また暗い状況でも非常に階調豊かに拾えるのでどんな状況でもいい相棒となってくれます。
ポートレートでは常に1~3mの距離で撮ることになるので、話をしながら撮れるので始めましての人にも強い味方になってくれます。
いかがだったでしょうか。
ツァイスや純正など様々なレンズがありますが特徴があって自分にあったものを選択されることで満足得て撮影に挑むことが出来ると思います。
風景ではある程度は後加工やじっくり撮ることが出来ますが、ポートレートだと相手の気分やテンションによっても状況は変わってくるのでレンズ性能よりもシャッターチャンスを見逃さないと為に制御が優れている純正を選ぶのもまたいい選択だと思います。
どこに重心をおくかは自分次第ですが・・・
自分の場合は値段の兼ね合いとSONY機だとピント拡大やボディでの手ぶれ補正が使えるのでシグマを選択しました。
キャノンだと純正を選んでいたかもしれません。
50mmのサードパーティーながら強力な性能を持ちますが操作性や色合い。万能性にやや欠けます。
また寒冷地ではピントリングが固まるので東北の方は注意が必要かなと。
様々なデメリットメリットを踏まえた上で選ぶレンズしてはとてもいいと思います。
是非おためしあれ~
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