夏の兆しとモノクロフィルム(Sala)
- SOH Marton
- 2018年4月3日
- 読了時間: 2分

MODEL Sala
淀川河川とフィルムのポートレート
フィルムで撮ってみたい、そうつぶやいてたら彼女はやってきた。
「どんな風に映るのか見てみたい、お願いします。」
落ち着いていて上品な口調、柔らかい物腰、控え目な笑顔。
優しい素敵な方だとすぐにわかった。
他愛も話をしながら駅から河川敷へ向かう。

「サラムーンやアンリ・カルディエが好きなんです」
そんな名前が被写体の人から出ると思わなかった。
昔の写真家であっても50mmと35mmがメインなのは現代と変わらない。
彼(アンリ)の構図は特殊だ。
現代と違うのは中心線に配置するのでなく、線から外れるように被写体を配置するところだ。

ピンと伸びた姿勢がとても美しい。
姿勢は私生活の癖がどうしても出てしまう。
普段から自分の姿勢を見改める癖がついている方なのであろう。
そんな彼女の笑顔を撮りたくなった。
沢山話しかけていくうちに微笑んでくれるようになったので少し安心した。

最後はあまったフィルムで撮影した。
とても素敵で自然な笑顔が撮れるようになってよかった。
後日「私、撮影中こんなよく笑っているんだ」とおっしゃっていた。
笑顔が素敵なのでもっとよく笑ってほしいと思った。
END
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